郷土料理~鹿児島県~
今日の献立
鶏飯 たらのつけ揚げ きゅうりとしらすの酢の物 ふくれがし 牛乳
調理時間
90分
栄養価 (1人分)
エネルギー 638kcal たんぱく質 28.3g 脂質 11.9g 塩分 2.4g
鶏飯
材料 (4人分)
精白米 240g 〈具A〉 大根(短冊) 60g しいたけ(スライス) 5g 赤味噌 小さじ1 薄口しょうゆ 小さじ1 みりん 小さじ1 鶏ガラスープ 50ml 〈具B〉 たまご 80g さとう 小さじ1/3 塩 少々 きざみのり 2g 〈だし汁〉 鶏ガラスープ 440ml 生姜(おろし汁) 1g 鶏ささみ肉(千切り) 60g 小松菜(2cm) 20g 塩 少々 しょうゆ 小さじ1/2 こねぎ(小口) 10g
作り方
①ご飯を炊きます。
②具Aを作ります。
(1)鶏ガラスープに味噌、薄口しょうゆ、みりんを溶かし大根を煮ます。
(2)あくを取り、しいたけを入れて水分が無くなるまでさらに煮ます。
③①ごはんと②具Aを混ぜ合わせます。
④具Bを作ります。
(1)卵を割り、溶いておきます。
(2)フライパンに油をしき、卵を流し入れ、さとう、塩で調味して炒り卵を作ります。
⑤③の混ぜご飯に④具Bの炒り卵、きざみのりを飾って完成です。
⑥だし汁を作ります。
(1)鶏ガラスープにしょうが汁、鶏のささみを入れて煮ます。あくを取り、小松菜を入れてさらに煮ます。
(2)塩、しょうゆで調味し、こねぎを入れて完成です。
ポイント
同字異読であるため混同されやすいですが、「とりめし」が炊き込みご飯や丼物に近いのに対し「けいはん」はだし茶漬けに近い食べ物で違いがあります。
ベースの味がシンプルなのでトッピングとして薬味の紅ショウガやごまなどで味変するのも良いでしょう。
たらのつけ揚げ
材料 (4人分)
たらのすり身 120g 豆腐 40g 生姜(おろし) 2g 人参(みじん) 35g ごぼう(みじん) 30g ねぎ(みじん) 10g ひじき 2g でんぷん 大さじ3 塩 少々 白味噌 小さじ1 酒 小さじ1 さとう 小さじ1
作り方
①豆腐の水切りをしておきます。
②ひじきを戻しておきます。
③たらのすり身、豆腐、野菜を全て混ぜ合わせて良く練り、調味します。
④小判型に成形し、170℃の油で揚げて完成です。
ポイント
他県では「さつまあげ」「揚げかまぼこ」などと呼ばれ、地域によって食材の内容や呼び方が変わります。
アレンジとしては枝豆、れんこん、コーンを入れて食感や彩を楽しめます。
「つけあげ」は魚を骨ごと加工しているため、たんぱく質やカルシウム、鉄分が豊富に含まれているため、健康効果が期待できます。
きゅうりとしらすの酢の物
材料 (4人分)
きゅうり(斜め半月) 60g 人参(千切り) 30g もやし 110g しらす 10g 〈タレ〉 さとう 小さじ1 酢 小さじ1 しょうゆ 小さじ1 塩 少々
作り方
①ドレッシングを作ります。
②しらすを蒸して冷まします。
③野菜を茹でて冷まします。
④野菜としらすをドレッシングと和えて完成です。
ポイント
アレンジはたこ、カニかまぼこ、ごま、コーン、わかめなどを入れると彩りもよく、食べ応えもあるので色々試してみてください。
お酢に含まれる酢酸やクエン酸には疲労回復、そのクエン酸はカルシウムの吸収を高める作用もあります。他にも多くの体に良い効果があり、ヘルシーで知られていますが、胃腸に刺激を与えたり、酢の物には甘味も含まれているので摂りすぎには注意しましょう。
ふくれがし
材料 (4人分)
小麦粉 60g
ベーキングパウダー 小さじ1/2
黒砂糖 40g
卵 28g
はちみつ 小さじ1
水 小さじ2
作り方
①小麦粉、ベーキングパウダーはふるいます。
②卵は割り溶いておきます。
③卵、黒砂糖、はちみつをよく混ぜ合わせ、①の粉を少しずつ入れて混ぜます。
④水を様子見ながら入れます。
⑤鉄板に流してオーブンで190℃で25分焼いて完成です。
ポイント
「ふくれがし」は小麦粉と黒糖と重曹を混ぜ、せいろで蒸しあげた蒸しパン風のお菓子です。蒸しパンより密度が高く「もっちり」した食感です。
アレンジとしてはヨモギやくるみ、小豆などの具材を入れたり、水を牛乳にしたり、お砂糖の種類を変えて甘さの調整するのもお勧めです。