郷土料理~長野県~
今日の献立
キムタクごはん 山賊焼き キャベツの香り和え 大平汁 季節の果物 牛乳
調理時間
90分
栄養価 (1人分)
エネルギー 561kcal たんぱく質 24.8g 脂質 17.2g 食塩 2.3g
キムタクごはん
材料 (4人分)
精白米 240g しょうゆ 小さじ1 酒 小さじ1 水 適量 <具> ごま油 小さじ1 豚こま肉 15g キムチ 40g たくあん(みじん) 20g ねぎ(小口) 15g しょうゆ 大さじ1/2 塩 少々 こしょう 少々
作り方
①炊飯器に研いだ精白米、しょうゆ、酒、水を入れてご飯を炊きます。
②フライパンにごま油をしき、豚こま肉を炒め、色が変わったらキムチ、たくあん、ねぎを入れ炒めます。
③全体に火が通ったら、しょうゆ、塩こしょうで少し濃いめの味付けをします。
④①のご飯が炊きあがったら、③の具を混ぜて完成です。
ポイント
長野県塩尻市の学校給食から生まれた料理で、キムチとたくあんを、豚肉やベーコンなどと一緒に炒めて作ることからこの名前が付きました。
昔から長野県は、たくあんなどの漬物をよく食べていましたが、最近は漬物嫌いの子が増えていることから、長野県の栄養士さんが子供たちに美味しく漬物を食べてもらおうとこの料理が開発されました。
今や全国に広がった人気の給食メニューです。
山賊焼き
材料 (4人分)
鶏もも肉(40g) 4枚 <下味> 生姜(おろし) 小さじ1 にんにく(おろし) 小さじ1/2 しょうゆ 大さじ1 酒 小さじ1 粉山椒 少々 でん粉 大さじ1 揚げ油 適量
作り方
①鶏もも肉に下味をもみこみ、1時間以上冷蔵庫で漬けておきます。
②冷蔵庫で漬けておいた鶏もも肉に、でん粉で衣をつけて180℃に熱した油で揚げます。
③肉に火が入ったのを確認して完成です。
ポイント
長野県松本市を中心に親しまれています。
名前の由来は諸説ありますが、「山賊は物を取り上げる」の「とりあげる」から山賊焼きとも言われています。
今回は鶏ももも肉を使用していますが、鶏むね肉でも美味しくいただけます。
キャベツの香り和え
材料 (4人分)
キャベツ 80g 小松菜 20g 人参 10g もやし 60g <タレ> 生姜(おろし) 少々 レモン汁 小さじ1/2 さとう 小さじ1 しょうゆ 大さじ1 白ごま 小さじ1
作り方
①キャベツ、小松菜、人参、もやしを茹で、冷水にさらし、冷ましておきます。
②鍋にタレの調味料を入れ、加熱します。加熱したら、冷蔵庫で冷ましておきます。
③①の野菜と②のタレを和えて完成です。
ポイント
お好みでホールコーンやツナを加えるとより彩りよく見えます。
レモン汁は酸味を加減しながらお好みの量加えてください。
大平汁
材料 (4人分)
だし汁 440ml
鶏こま肉 20g
人参(いちょう) 40g
大根(いちょう) 50g
えのきたけ(2cm) 10g
さといも(いちょう) 40g
生揚げ(色紙) 30g
塩 小さじ1/2
しょうゆ 大さじ1
酒 大さじ1
ねぎ(小口) 10g
小松菜(2cm) 20g
作り方
①生揚げは熱湯をかけ、油抜きをしておきます。
②だし汁に鶏こま肉、人参、大根を入れて煮ていきます。
③人参と大根が軟らかくなったら、えのきたけ、さといも、生揚げを入れ、調味料で味を付けます。
④仕上げにねぎと小松菜を入れ、火を通したら完成です。
ポイント
木曽地方の郷土料理で、冠婚葬祭には欠かせない料理となっているそうです。
「大平」は「おおひら」とよみ、大いなる大地を意味し、大地の恵みである野菜を集めて煮込んだものとされているそうです。
出汁を効かせることで、野菜本来のうま味や甘みが味わえ、塩分を抑えることができます。