徳川吉宗が名付け親 小松菜を使った献立
今日の献立
深川めし 鶏肉の甘酢だれ 小松菜の和え物 けんちん汁 牛乳
調理時間
90分
栄養価 (1人分)
エネルギー 590kcal たんぱく質 24.3g 脂質 19.0g 塩分 2.6g
深川めし
材料 (4人分)
精白米 240g 麦 20g しょうゆ 大さじ1 酒 大さじ1 水 適量 あさり(冷凍) 60g 生姜(千切り) 2g 人参(千切り) 20g ねぎ(小口) 30g 干し椎茸(スライス) 1.5g 油揚げ(短冊) 15g 酒 小さじ1 砂糖 小さじ1 本みりん 小さじ1 しょうゆ 大さじ1
作り方
①干し椎茸は水で戻しておきます。
②炊飯器に研いだ精白米、麦、しょうゆ、酒、適量の水を入れて炊きます。
③鍋にあさり、生姜、人参、干し椎茸、酒、三温糖、本みりん、しょうゆを入れて煮ます。
④具材に味が浸み込んだら、油揚げを入れて、さらに煮ます。
⑤ねぎを入れ、ひと混ぜしたら炊けた炊飯器の中に入れ、混ぜ込んで完成です。
ポイント
昔、深川地域(現在の東京都江東区)一帯が海だった頃に、あさりがたくさん採れていました。深川があさりの本場で、あさりを「深川」とも呼んでいたことから「深川めし」と呼ばれるようになったと言われています。
鶏肉の甘酢だれ
材料 (4人分)
鶏もも肉 200g しょうゆ 小さじ1 酒 小さじ1 生姜(みじん) 1.5g でん粉 大さじ2 揚げ油 適量 〈甘酢だれ〉 水 大さじ1 砂糖 大さじ1 塩 少々 しょうゆ 大さじ1/2 酒 小さじ1/2 酢 小さじ1 でん粉 小さじ1/2
作り方
①鶏もも肉を1人分の大きさに切り、しょうゆ、酒、生姜をもみこみ1時間以上冷蔵庫で漬けておきます。
②甘酢だれの調味料をすべて鍋に入れ、弱火にかけます。砂糖が溶けてふつふつしてきたら火からおろします。
③下味に漬けておいた鶏もも肉に、でん粉で衣をつけて180℃に熱した油で揚げます。
④揚がった肉に②の甘酢だれをかけたら完成です。
ポイント
給食では、もも肉を使用しましたがむね肉を使用してもおいしく作れます。鶏はむねをよく動かすため、もも肉と比較してむね肉の方が脂肪が少なく、たんぱく質が豊富です。鶏肉はたんぱく質が豊富ですが、よりたんぱく質を摂りたい方にはむね肉がおすすめです。
小松菜の和え物
材料 (4人分)
もやし 80g 小松菜(2cm) 80g キャベツ(短冊) 60g 人参(千切り) 20g しょうゆ 小さじ2 本みりん 小さじ1 粉かつお 1.5g 白いりごま 小さじ2
作り方
①野菜を茹でて、流水で冷やし水気を切ります。
②①の野菜としょうゆ、本みりん、粉かつお、白いりごまを和えて完成です。
ポイント
江戸時代、鷹狩りで江戸川区にある小松川を訪れた徳川吉宗が、昼食に食べた冬菜を気に入り、小松川の名をとって「小松菜」と命名したと伝えられています。
けんちん汁
材料 (4人分)
出汁 440ml
豚こま 40g
人参(いちょう) 20g
大根(いちょう) 60g
ごぼう(ささがき) 40g
里芋(いちょう) 40g
えのきたけ(3cm) 20g
ねぎ(小口) 20g
木綿豆腐(角切り) 100g
小松菜(2cm) 30g
酒 小さじ1
しょうゆ 小さじ2
本みりん 大さじ1/2
作り方
①出汁に豚肉、人参、大根、ごぼう、えのきたけを入れて煮ます。
②人参、大根に火が通ったら、里芋を入れてさらに煮ます。里芋が軟らかくなったら、木綿豆腐を入れて調味料を入れて味をつけます。
③最後にねぎと小松菜を入れ、味を整えて完成です。
ポイント
秋から冬にかけての季節では、ごぼうやれんこんなどといった根菜類が旬を迎えます。その中でもごぼうは、食物繊維が豊富です。食物繊維には、食後の血糖値の上昇をゆるやかにしたり、排便をスムーズに促したりと様々な効果があります。けんちん汁は、根菜類とも相性がいいですので、ぜひ旬の根菜を使ってアレンジしてみてください。