福井県郷土料理~こっぱなます・打ち豆汁~

2021年12月24日

調理時間
90分
栄養価 (1人分)
エネルギー 588kcal
たんぱく質 26.1g
脂質    18.3g
塩分    2.3g

鮭の生姜焼き

材料 (4人分)
鮭         4切
生姜(すりおろし)  3g
しょうゆ      大さじ1/2
酒         小さじ1
本みりん      小さじ1
つくり方

①鮭に生姜、しょうゆ、酒、本みりんで下味をつけておきます。
②下味をつけた鮭を鉄板に並べ、オーブンで15分焼きます。
③鮭に火が通ったら完成です。

ポイント

生姜には、「ジンゲロール」、「ジンゲロン」、「ショウガオール」という三大辛味成分があり、ジンゲロンとショウガオールはジンゲロールが加熱して変化した成分です。この中でも、ショウガオールは血行を良くし、体を温め、脂肪を燃焼してくれる効能があると言われ、さらには、冷え性の改善にも効果的だと言われています。

こっぱなます

材料 (4人分)
大根(千切り)  120g
人参(千切り)  80g
ねぎ(小口)   20g
油揚げ(短冊)  15g
砂糖      小さじ1/2
しょうゆ    小さじ1/2
酢       小さじ1
砂糖      大さじ1
白みそ     小さじ2
からし     少々
白すりごま   小さじ2
つくり方

①野菜を茹でて、流水で冷やし水気を切ります。
②油揚げを小鍋で、砂糖としょうゆで煮ます。煮えたら、火からおろして粗熱を取ります。
③酢、砂糖、白みそ、からしをよく混ぜ合わせておきます。
④野菜と油揚げ、混ぜ合わせた調味料、白すりごまを和えたら完成です。

ポイント

正月や、冬の祝い事の際には欠かせない料理の一つで、福井県敦賀市の五幡・拳野地区では、今でも食べられています。木をまさかりで切るときに出る木くずのことを「こっぱ」と呼び、食材を切った形がこの「こっぱ」に似ていることから、「こっぱなます」という名前がついたと言われています。

打ち豆汁

材料 (4人分)
出汁         440ml
ごぼう(ささがき)   20g
大根(いちょう)    60g
里芋(いちょう)    20g
人参(いちょう)    20g
ねぎ(小口)      20g
木綿豆腐(角切り)   40g
打ち豆        30g
小松菜(2cm)     20g
白みそ        大さじ1
赤みそ        大さじ1
つくり方

①出汁にごぼう、大根、人参を入れて煮ていきます。
②ごぼうが軟らかくなったら、里芋、豆腐、打ち豆を加えさらに煮ます。
③里芋に火が通ったら、みそを溶きながら入れ、ねぎ、小松菜加えたら完成です。

ポイント

「打ち豆」とは、大豆を水につけて戻したものを石うすの上にのせて木づちで潰したもので、その打ち豆と大根や里芋などの具材を煮てみそ汁にしたものが「打ち豆汁」です。福井県には、宗教の関わりが強く見られるところがあり、特に大きな仏事である報恩講の時期は大豆の収穫期と重なるため、たくさんの人数分の打ち豆を用意しやすいという背景もあり、打ち豆は代表的な精進料理の食材として利用されてきました。その中でも、打ち豆を使用した料理の中でみそ汁が一番多いと言われています。

作っているのはこんな人

竹原 紀子
管理栄養士
東京都出身
1982年生まれ
AB型

普段は中学校給食の栄養士を担当しています。
みなさんが毎日食事を楽しんでいただけるように、栄養バランスの良い給食レシピを開発しています。
この給食レシピにはご自宅でも作れるレシピをいっぱい掲載しているので、ぜひ試してみてくださいね。